勢いにのりコストもストラテジーも温存できているシルクハットと、U*TAKA選手のコストが尽きかけストラテジーも大将戦に使えないラウンドワン。Wリーグ1位と2位の直接対決。シルクハット有利に見えますが、セミファイナル進出に近づくのはどちらか?
セカンドステージ 第5試合 シルクハット VS ラウンドワン
ラウンドワンが圧勝!!!U*TAKA選手が敗れるという事態が起きたものの、NAGACH選手、KUREI選手が奮闘!大きな1勝を手にしました!!!
先鋒戦 KIDO. VS U*TAKA
KIDO.選手選曲Crank It
()内は自己ベスト
2443(2452)—2442(2451)
この楽曲は基本的にはスコアが取りやすいですが、トリルとハネリズムが少し降ってきます。
KIDO.選手がRランダム、U*TAKA選手が正規を選択。序盤はKIDO.選手が3点リード、U*TAKA選手が少し差を詰め1点差になりますが、そこからは両者光らせしばらく点差が動きません。中盤でU*TAKA選手が追い付き逆転しますが、KIDO.選手も再度逆転のシーソーゲーム!終盤で並びましたが、最後の5ノーツでKIDO.選手がリードを奪い勝利しました!!!
BPLS2からここまで全勝だったU*TAKA選手についに土がつきました!!!U*TAKA選手からポイントを奪ったのはZEROのWELLOW選手、BPL2021のDOLCE.選手、UCCHIE選手以来ですね。
MIKAMO選手に続きU*TAKA選手からもポイントを奪ったKIDO.選手。自己ベストでもU*TAKA選手を上回る素晴らしいプレイングでした!!!
U*TAKA選手選曲SCORE
2057(2091)—2095(2101)
この楽曲は速いトリルに軸と縦連打が特徴です。どのオプションも一長一短で選択が難しいです。
KIDO.選手がスーパーランダム、U*TAKA選手が正規を選択。序盤からU*TAKA選手がリード、難しい速いトリルを光らせ点差を広げます。後半はKIDO.選手も拮抗しますが、前半のリードを活かしU*TAKA選手が勝利しました。
およそ2年振りの敗北でしたが、きっちり立て直しKIDO.選手の自己ベストを上回るスーパープレーを見せました!!!
中堅戦 LICHT VS NAGACH
LIGHT選手選曲Eine Haube ~聖地の果てにあるもの~→Farewell to Marrakech
2202(2252)—2212(2236)
Eine Haubeはポップンからの移植曲ですね。一瞬難易度12クラスのゴチャッとした塊が降ってきてまさにPEAK譜面です。
ここでラウンドワンはストラテジーを使用。選ばれたのはFarewell to Marrakech。
この楽曲はズレとトリルが難しいです。どちらかというとEine Haube寄りの楽曲でNAGACH選手も渋いリアクションでしたね。ちなみに前シーズンではDINASO選手が幻の歴代を叩き出した楽曲でもあります。
LICHT選手がミラー、NAGACH選手がランダム!!を選択。序盤はNAGACH選手がリードしますが、すぐにLICHT選手が逆転。ジリジリ差を広げ20点程リードを奪います。しかしここで同時押しからのトリルでLICHT選手が大きく失点!!!NAGACH選手が逆に10点程リードを奪います。LICHT選手も立て直し追いかけますが、NAGACH選手がそのまま逃げ切りました!!!
LICHT選手は同時押しでミスが出てしまい、体勢が崩れたままトリルに突入となってしまいました…トリルの怖さが出た試合となりました。
NAGACH選手はギャンブル要素の強いこの楽曲でのランダムを選択し、ゴースト機能で相手とのスコア差がわかる状態でビハインドが長く続きましたが、自分のプレーを貫き勝利をもぎ取りました!!!”勝負師”の胆力を見せましたね。
NAGACH選手選曲AFRO KNUCKLE
2409(2424)—2416(2407)更新!
この楽曲は基本的にはスコアが取りやすいですが、12分と呼ばれる同時押し+スクラッチが肝となります。同時押しでミスをすると大きく失点してしまうので集中力が問われます。
両者正規を選択。序盤はLICHT選手がリードしますが、NAGACH選手が逆転。さらにLICHT選手が逆転と目まぐるしい展開。少し長い同時押し地帯でNAGACH選手が逆転に成功し徐々に差を広げます。最後の縦連打も上手く捌き、NAGACH選手がここまで無敗のLICHT選手を2タテしました!!!
LICHT選手もNAGACH選手の自己ベストを上回る高スコアなんですが、NAGACH選手がたぐいまれな本番力を発揮!さらにそのスコアを上回りました!!!本当に数字が当てにならない選手ですね。
大将戦 SEIRYU VS KUREI
SEIRYU選手選曲Overrideレジェンダリア
4258(4349)—4281(4280)更新!
この楽曲はリズムはわかりやすいですが、かなりの高密度です。後半は高密度にスクラッチも絡みとても難しいです。
SEIRYU選手が正規、KUREI選手がミラーを選択。序盤はSEIRYU選手がリード、中盤でKUREI選手が逆転しますが、SEIRYU選手が再逆転。つばぜり合いが続きましたが、終盤で一気にKUREI選手がリードを奪い勝利しました!!!
KUREI選手はこの難しい楽曲で自己ベストを更新するスーパープレー!大きなポイントを奪いチームを勝利に導きました!!!
SEIRYU選手が難易度12の自選曲を破られたのは3年間通じて初ですね。あんな表情見たことないです…
KUREI選手選曲Sounds of Summer→Beat Radianceレジェンダリア
3584(3603)—3588(3601)
Sounds of Summerは基本的にスコアは取りやすく要所にくるトリルが肝になります。
ここでシルクハットはストラテジーを使用。選ばれたのはBeat Radianceレジェンダリア。
この楽曲はたまに速いフレーズが来ますが、基本は同時押しでスコアは取りやすいです。傾向としてはSounds of Summerに近い楽曲ですね。
SEIRYU選手が正規、KUREI選手がランダムを選択。序盤はSEIRYU選手がリード、7点程まで広げますが、KUREI選手がジリジリ差を詰め中盤で追い付き逆転。一桁点差以内のヒリヒリした展開でしたが、KUREI選手が競り勝ち、またもここまで無敗のSEIRYU選手から2タテを決めました!!!
共に固定オプションを得意とする二人ですが、今回はKUREI選手がランダムを選択したのも功を奏したでしょうか?
まとめ
ラウンドワンが圧勝!!!U*TAKA選手が敗れながらもNAGACH選手、KUREI選手がカバー。ポイントも稼ぎ大きくセミファイナル進出に近づきました。ただの1勝では終わらないターニングポイントとなりそうな劇的な1勝を掴み取りました!!!特にU*TAKA選手と3年間チームメイトのKUREI選手は本当に嬉しそうでしたね。
シルクハットはU*TAKA選手からポイントを奪いましたが逆転負け。痛い1敗となりました。
ここまで無敗の3人が敗れるという凄まじい試合となりました。
展望
ラウンドワンは見通し良好。負けてはしまったもののU*TAKA選手のプレッシャーも軽減されそうで連覇に向け最高の1戦ではなかったでしょうか?
シルクハットは一歩後退しましたが、まだ1位通過の可能性はあります。SEIRYU選手、LICHT選手のリベンジに期待です。
ゲームパニックは次節のレジャーランド戦は大敗さえしなければ良いので、よほど不利な状況にならない限りストラテジーは使わないと思います。まだ1位の可能性もありますし、温存したいところですね。
レジャーランドはできれば10ポイント以上で勝ちたいですね。流れも重要だと思うので先鋒戦から波に乗ってストラテジーも活用したいです。
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