厚い選手層ながら勝ちになかなか繋がらないスーパーノバ東北と尻上がりに調子を上げてきているラウンドワン。大将戦はエースストライカーWELLOW選手と王者U*TAKA選手の大注目バトルです。
第十六試合 SUPER NOVA Tohoku VS ROUND1
ラウンドワンが大逆転勝利!!U*TAKA選手が王者たる所以を見せました!!
先鋒戦 VELVET VS MAKO-G
VELVET選手選曲DXY!
この楽曲は前半のズレと中盤の縦連が特徴で難易度10とは思えない難しさです。
両者スーパーランダムを選択。縦連が崩れますがその他が難しく筆者レベルでは押しきれません。
VELVET選手が序盤からリードし勝利しました。MAKO-G選手の苦手をついた良い選曲でした。
MAKO-G選手選曲CALL
この楽曲はDXY!と比べると押しやすく精度勝負に持っていった形です。VELVET選手は地力が高くMAKO-G選手は難しい楽曲だと分が悪いと見て選んだと思います。
前半はMAKO-G選手の思惑どおり接戦でしたが徐々に差をつけられVELVET選手が2タテとなりました。
VELVET選手は大会経験も豊富なのでこういう緊張する精度勝負でも抜群の安定感でした。
中堅戦 8S. VS I6VV
8S.選手選曲Lost wing at.0→ハードベース・フェスタ
Lost wing at.0は猫叉masterさん作曲らしく細かいリズムが多い楽曲です。ラウンドワンはストラテジーカードを使用。
選ばれた楽曲はハードベース・フェスタ
スクラッチ絡みが難しいです。I6VV選手は渋い顔をしておりあまり有効なストラテジーとはならなかったようです。
両者互角の戦いでしたが中盤のゴチャっとしたところで8S.選手が突き放しリードを保ったまま勝利しました。
I6VV選手選曲Advent Infamous
チャージ絡みと多重同時押しが特徴の楽曲です。チャージ絡みでI6VV選手がそれ以外では8S.選手が優勢でしたが、後半の多重同時押しでI6VV選手が上手く捌き勝利しました。
8S.選手はランダム、I6VV選手は正規譜面で仕上げてきており勝負の分かれ目となりました。
ラウンドワンは首の皮一枚踏ん張りました。
大将戦 WELLOW VS U*TAKA
今年のKACファイナルでも見られたカードです。高難易度が得意な選手同士のガチンコ勝負です。
WELLOW選手選曲BITTER CHOCOLATE STRIKER
WELLOW選手の代名詞とも言える楽曲。高密度で休みが少なくスクラッチ絡みや細かい階段が難しいです。
解説のTANMENさんは長らく全国トップの記録を保持していたこともあり更に相手は王者U*TAKA選手。これ以上ない舞台となりました。
両者ほぼ光らせて3度あるブレイクでも全て同点!!!とんでもない試合になりました!!最後の最後にわずかにU*TAKA選手がリードし勝利しました。
あれほど喜びを爆発させたU*TAKA選手を見たことがありません。苦しい戦いでしたが見事勝ちきりました。
ちなみにスコアの方ですが3800台が大台で3900が夢の数字という印象です。近年ではプレイヤーレベルの上昇と環境が良くなったのもありますが、それでも両者が出した3950オーバーという数字は異次元です。
両者勝ちでも良いぐらい凄まじい一戦でした。
U*TAKA選手選曲Anisakis -somatic mutation type ”Forza” LEGGENDALIA
この楽曲もとにかく高密度でBITTER CHOCOLATE STRIKERより速いテンポでの打鍵が求められます。
U*TAKA選手はなんとミラー。固定オプションでスコアを出すのは至難の業なんですが…対してWELLOW選手はランダム。
序盤からU*TAKA選手が優勢にすすめ中盤のブレイク前で一気に差を広げ2タテしました。
絶体絶命の場面からWELLOW選手相手に2タテとU*TAKA選手の勝負強さが光りました!!
まとめ
スーパーノバ東北は優勢にすすめていたのですがU*TAKA選手の大活躍により敗北。これで勝ち点0というのは厳しいですね。
ラウンドワンは苦しい展開でしたがI6VV選手のアシストもあり勝利しました。エースが期待以上の活躍をする素晴らしい試合でした。
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