前評判の高いチーム同士の対戦。今後を占う大事な一戦。
第二試合 GAME PANIC VS SUPER NOVA Tohoku
ゲームパニックがストラテジーカードを2枚使い勝利。実力的にはほぼ互角。カードを使ったゲームパニックと温存したスーパーノバ東北。どちらが今後有利になるでしょうか?
先鋒戦 54GAYA VS VELVET
東北の大阪の希望さんが越谷さんと銀座で戦う”ここは一体どこなんだ!!!”という一戦でした(笑)
54GAYA選手選曲クルクル☆ラブ ~Opioid Peptide mix~
VELVET選手というとやはりダブルプレイに定評があります。54GAYA選手は物量譜面で攻めたのではないでしょうか?
しかし前半がとても難しいクルクルラブをものともせずVELVET選手が勝利しました。後半は5、6、7鍵の螺旋というとんでもない譜面が降ってきましたがほとんど崩れませんでした。
VELVET選手はKACでも好成績を収めており場慣れしていました。新規参戦ながらも貫禄すら感じました。
VELVET選手選曲DIVE ~INTO YOUR HEART~
トリルや縦連混じりの当たり外れが大きい譜面です。54GAYA選手はランダム、VELVET選手はなんとスーパーランダムを使用しました。BPM155とかなり速いので、スーパーランダムで叩ききることは難しいです。しかしVELVET選手は縦連混じりでやりづらい譜面をピカピカに光らせました。
ダブルプレイだと激しい縦連はあまり来ないのでVELVET選手のシングル力の高さも窺えます。
54GAYA選手は6、7トリルと外れを引いてしまうものの、大崩れせず高水準のスコアを叩き出しましたがわずかに届かず、VELVET選手の2タテとなりました。
中堅戦 PEACE VS 8S.
最軽量?VS最重量?の戦いと評されていましたね。格闘技だったら絶対見られないカードです。
PEACE選手選曲Psycho Sheep Riddim LEGGENDARIA
今作から追加された新譜面です。新要素のMSSが満載の今までとは違う技術が求められる楽曲です。
PEACE選手の自己ベストはなんとMAX-5!!!これは事故ベストですね…
試合では前半ミスをしてしまいましたが、諦めず最後まで粘った結果大逆転勝利!!!
8S.選手は決して大きなミスをした訳ではないです。いわゆる”何も悪いことしていないのに!”です。
PEACE選手の粘り強さと精神力の高さを感じました。
それと同時にPEACE選手のフィールドである中堅戦であそこまで追い詰めた8S.選手の強さも感じました。
8S.選手選曲THE BLACK KNIGHT→MIRACLE MEETS
ゲームパニックはここで始めてストラテジーカードを切ってきました。それだけ初戦を大事にしているのと、SUPER NOVA Tohokuを警戒していたのでしょう。
THE BLACK KNIGHTは鍵盤がゴチャっとした瞬間的にとても難しい楽曲ですが、MIRACLE MEETSはBSSが難しく片手処理力が問われる楽曲です。
毛色の違う楽曲でストラテジーカードは大成功に近いと思います。
切り札を使った甲斐もあり、見事PEACE選手が2タテに成功しました。しかし8S.選手も用意していた楽曲とは違うとはいえ、かなり食らいついておりPEACE選手相手にあわやという場面も作りました。
ここまで見ていて思ったのは新規参戦選手のレベルの高さです。VELVET選手、8S.選手や第一試合のNCHO72選手、CYBERX選手、I6VV選手。
皆さん本当にレベルが高いです。既存選手に一日の長があると思ってましたが、考え方を改めなければいけませんね。
大将戦 MIKAMO VS WELLOW
MIKAMO選手選曲Scripted Connection⇒ A mix
この楽曲の特徴は正規でいう対称譜面と縦連打ですね。
MIKAMO選手は対称地帯が外れていたと思ったんですが、難なく光らせ縦連打地帯で一気に突き放し勝利しました。
縦連打はただでさえ難しいのに左手側にかなり寄っていました。縦連打を両手で取るというテクニックもあるのですがとても難しいです。
ここの差がそのまま勝敗につながった結果になりました。
WELLOW選手選曲KAISER PHOENIX LEGGENDARIA→GuNGNiR
ゲームパニックはここでもう一枚ストラテジーカードを切ってきました。今回は2タテを狙いにいく攻めではなく自選曲を守りにいくという使い方だったそうです。(ゲームパニック振り返り配信を参考)
思惑どおり自選曲を守ってこの時点でゲームパニックの勝利が確定しました。
WELLOW選手は高密度の楽曲に定評がある選手です。KAISER PHOENIX LEGGENDARIAはメチャクチャ(上位10%に入るぐらい)難しい楽曲です。GuNGNiRはかなり(上位25%ぐらい?)難しい楽曲です。
ストラテジーカードは6~7割成功といったとこでしょうか。
WELLOW選手はチームの敗北が決まっているうえ、得意楽曲からやや得意?楽曲に変えられ不利な状況でしたが意地を見せ勝利しました。
MIKAMO選手も敗れたとはいえ僅差。調子やランダム運等で簡単にひっくり返る点差でした。
まとめ
どちらが勝っても不思議ではない対戦でしたが、ストラテジーカードを上手く使いこなしたゲームパニックが勝利し幸先の良いスタートをしました。
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