BPLS2 第二十七試合 ゲームパニック VS ラウンドワン

両チームドラフト1位選手のコストが尽き総力戦に。

クォーターファイナル進出に向け後がないゲームパニックとレギュラーステージ1位通過を目指すラウンドワン。MIKAMO選手、U*TAKA選手エース不在の両チーム。

勝負の行方は?

第二十七試合 GAME PANIC VS ROUND1

ゲームパニック勝利!!!クォーターファイナル進出決定!!!絶対絶命のピンチを凌ぎ劇的な勝利を挙げました!!!

先鋒戦 PEACE VS MAKO-G

PEACE選手選曲Mr.T.(take me higher)

この楽曲は同時押しと縦連打が多いです。リズムがハネていてテンポもゆっくりで走りがちになるのでタメが重要です。

両者スーパーランダムを選択。

PEACE選手が500コンボ辺りまでなんと全パーフェクト!!!その後少し失点しましたがMAX-8というとんでもないスコアを叩き出しました!!!

MAKO-G選手も自己ベスト-2と本番一発勝負で素晴らしいスコアを出しましたが、PEACE選手が凄すぎました。

MAKO-G選手選曲Beat Radiance

同時押しメインで光らせやすい楽曲です。同時押しで失点すると大きな差になりやすいので集中力が求められます。

僅差で推移しPEACE選手がリード。サビに入る前の同時押しで差が広がりその後は互角の勝負でPEACE選手が勝利しました。

メンタル的には負けられないPEACE選手側がキツいはずなんですが、素晴らしいプレイングでした。心臓勝負に強いMAKO-G選手を真っ向勝負で破りました。

中堅戦 #MA3# VS I6VV

#MA3#選手選曲Surf on the light

この楽曲はソフランテーマの中でもソフラン要素が薄めの楽曲です。癖曲よりオーソドックスな楽曲の方が得意な印象の#MA3#選手らしい選曲です。

I6VV選手が序盤からジリジリリードし、中盤で#MA3#選手が一度追い付くものの、終盤で再度突き放しI6VV選手が勝利しました。

I6VV選手選曲GRADIUS -FULL SPEED-

正直この時点でゲームパニックはかなり厳しいと思っていました。

#MA3#選手、54GAYA選手ともに得意テーマの印象ではないですし大将戦はほぼストラテジーが飛んできます。ラウンドワン相手に他選抽選他選の楽曲で2勝以上しなければなりません。

さらにGRADIUS -FULL SPEED-はI6VV選手が全国トップの記録を持っていたこともある楽曲です。

状況は圧倒的に不利でした。

前半でややI6VV選手がリードしましたが中盤までに#MA3#選手が追い付きました。

ほぼ互角の状況で1回目の速度変化に突入。両者ミスなくこなしました。2回目の速度変化で両者ミス!!!いち早くリカバーした#MA3#選手がリードを奪い逃げ切りました!!!

ソフランってこういう事故が起きるんですよね。何もプレッシャーかかってなくてもミスすることはよくあります。速度設定がメチャクチャになって復帰できないということもザラです。ましてチームの命運を背負ってなど想像だにできません。

起死回生のクロスカウンターが決まりました!!!

大将戦 54GAYA VS KUREI

#MA3#選手が起死回生のクロスカウンターを決めましたが自選なしでどちらかの楽曲を取らないと勝てません。依然状況は厳しいです。

54GAYA選手選曲カジノファイヤーことみちゃん→SWEETEST SAVAGE

カジノファイヤーことみちゃんはとにかくスコアが出ないです。BPMも速くリズムに乗りにくいです。スクラッチゾーンはチャージも絡みリズムが難解です。

皆伝平均でもAAAとAAの真ん中ぐらいなので難易度11のなかだと屈指のスコア難易度です。

ラウンドワンはストラテジーカードを使用。選ばれたのはSWEETEST SAVAGE。

この楽曲はスクラッチ自体より鍵盤との複合が難しいです。ジャンル的にKUREI選手有利ですが、54GAYA選手も苦手ではないと思っていました。

54GAYA選手が序盤から僅差ながらリード!!!リードをキープしながら終盤へ。

最後はかなり難しく差が付きやすい譜面ですが、なんと54GAYA選手がKUREI選手を突き放し勝利しました!!!

54GAYA選手のスコアですがなんと自己ベスト+27!??????

思わずハァーッ???と叫んでいました。

自己ベストだけでは比べられないのですがKUREI選手の方が35点上回っていたんですよね。

それを本番という凄まじいプレッシャーの中、ひっくり返すとは…

精神が肉体を凌駕したと思いました。

前年の舞台裏を映したbehind the scenesという動画がYouTubeにあるんですが54GAYA選手と1-PIN選手がとても印象的でした。

54GAYA選手は元々BPLS2には参加されない予定でした。しかし”忘れ物がある”という事で強い決意で戻ってきました。

優勝候補と呼ばれながらなかなか噛み合わず苦しいシーズンだったと思います。

レギュラーシーズン最終戦で負ければ敗退が決まる大事な一戦でとんでもないスーパープレーを見せました!!!

またゲームパニックの振り返り配信でもおっしゃっていましたが、相手のKUREI選手が悔しいはずなのに”おめでとう”と言ってくれたと…

BPL最高で面白過ぎでしょ!!!!!

KUREI選手選手選曲Wonder Bullfighter

この楽曲はテンポが遅くスクラッチのリズムが難解でスコアを取るのが難しいです。叩き皿というテクニックが使えるとスコアが出るんですが…とても難しいです。

興奮冷めやらないなかスタート。序盤で大きくKUREI選手がリード。そこから更に少しずつ差を広げKUREI選手が勝利しました。

54GAYA選手も自己ベスト-1とあの精神状態で素晴らしいプレーでした。

まとめ

ゲームパニックを引っ張ってきた両エースですがMIKAMO選手がコストが尽き、PEACE選手も先鋒戦にしか出られませんでした。

テーマ的に中堅、大将戦も厳しかったですが#MA3#選手、54GAYA選手がチームを救いました!!!

ゲームパニックはレジャーランドと同じく4人とも継続契約のチームです。まさにチーム力でもぎ取った1勝となりました!!!

ラウンドワンはU*TAKA選手なしでも戦えるところを見せたかったと思いますが、数字以上に痛い1敗となりました。セミファイナルに影響がなければいいですが…

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