U*TAKA選手を大将に据え、一気にクォーターファイナル進出を決めたいラウンドワンと絶体絶命のレジャーランド。後がないレジャーランドは絶対王者U*TAKA選手にどう立ち向かっていくのか?
セカンドステージ 第3試合 ラウンドワン VS レジャーランド
U*TAKA選手崩れず!再びレジャーランドに立ちはだかりました。
先鋒戦 NAGACH VS G*
NAGACH選手選曲Driver
()内は自己ベスト
1800(1805)—1797(1806)
この楽曲はテンポが速く、終盤のスクラッチが肝となります。
両者ランダムを選択。序盤はG*選手がリード、トリルとスクラッチでNAGACH選手が逆転。その後は両者光らせ五分五分の時間が長く続きます。終盤でNAGACH選手が一瞬差を広げますが、G*選手もすぐに差を詰めます。そのままNAGACH選手が逃げ切り勝利しました。
G*選手選曲LADS
2288(2289)—2302(2305)
この楽曲は何度も降ってくる24分の速いフレーズが特徴です。
NAGACH選手が正規、G*選手がミラーを選択。序盤からG*選手が24分、246の速い階段を完璧に光らせリード、NAGACH選手も食らいつきますが、徐々に差を広げていきます。G*選手はなんと800コンボ辺りまで失点1のスーパープレー!!!終わって見ればMAX-8という高スコアを叩き出しG*選手が勝利しました。両者ほぼ自己ベストという凄まじい1戦となりました。
中堅戦 I6VV VS 1-PIN
I6VV選手選曲UMMU
3086(3119)—3094(3126)
MIKAMO選手も投げた楽曲ですね。スクラッチ、BSS、トリル混じりなど密度が高く総合力が求められます。難易度12に近い難しい楽曲です。
両者正規を選択。序盤はI6VV選手がリード、トリルやBSSを上手く捌き15点程先行します。中盤から1-PIN選手が徐々に差を詰め、終盤で同点に!I6VV選手が再びリードしますが、最終盤で1-PIN選手が逆転に成功し勝利しました。
I6VV選手もかなり仕上げていてBSS絡みでリードを奪いましたが、1-PIN選手の底力が上回りました!
1-PIN選手選曲デモーニッシュ
2374(0)—2391(2400)
この楽曲は版権曲ですね。序盤に2回速度変化があるのと、後半の複合リズムで光らせにくい箇所があります。
両者ランダムを選択。I6VV選手は低速のまま耐え、1-PIN選手はギアチェンを選択。この楽曲はギアチェンする猶予が少ないですが、1-PIN選手が素早いギアチェンを決め15点程リード。I6VV選手が徐々に差を詰め10点差ほどになります。最大7点差ほどまで詰めましたが、終盤で1-PIN選手が巻き返し勝利しました。
結果的には速度変化のところ以外はほぼ互角でした。本番で難しいギアチェンを成功させた1-PIN選手に軍配が上がりました。
大将戦 U*TAKA VS U76NER
U*TAKA選手選曲The Chase
2243(2264)—2140(2193)
この楽曲は鍵盤の量はそれほどでもありませんが、24分スクラッチが頻繁に降ってきてスコアを取るのが難しいです。
両者スーパーランダムを選択。序盤はU76NER選手がリードしますが、徐々にU*TAKA選手が判定を掴み逆転。U76NER選手も大きなミスは無いんですがU*TAKA選手の精度が素晴らしく差が広がっていきます。そのままU*TAKA選手が圧巻のプレーを見せ快勝しました。
U*TAKA選手のスコアはBPL2021でのDOLCE.選手を2点上回るスーパープレー(2年前の時点で今のU*TAKA選手と遜色ないスコアを叩き出しているDOLCE.選手も凄まじい…)。安定させるのが特に難しい高難易度スクラッチジャンルでも絶対王者たる所以をまざまざと見せつけます。
U76NER選手選曲雪上断火
3014(3034)—2969(3019)
この楽曲はポップンからの移植曲ですね。中盤のソフランと不規則なスクラッチが特徴です。
U*TAKA選手がミラー、U76NER選手が正規を選択。最序盤はU76NER選手がリードしますが、スクラッチ地帯でU*TAKA選手が逆転。ジリジリU*TAKA選手が引き離していきます。減速地帯は両者とも上手くスクラッチでU*TAKA選手が更に差を広げます。加速地帯も両者上手くソフランでは差が付きませんが、スクラッチでリードを奪ったU*TAKA選手が勝利しました。
U76NER選手も自己ベストなら、U*TAKA選手の今回のスコアを凌ぐほど仕上げていましたが、U*TAKA選手の安定感が上回りました!
まとめ
レジャーランドはラウンドワンを追い詰めましたが、再びU*TAKA選手が立ちはだかりました。U*TAKA選手はプレッシャーが掛かるなか、またもや大きな仕事をやってのけました!!!
展望
シルクハットは次節のラウンドワン戦で勝てれば1位抜けの可能性は大きいでしょう。コストも多く大将戦にストラテジーも使え、U*TAKA選手が先鋒戦にしか出られないコスト状況なのでかなり有利です。もし負けたとしてもレジャーランド戦に勝てば1位の可能性があり、セミファイナル進出は目の前です。
ラウンドワンはU*TAKA選手が大将戦で出場した試合は全勝と良い結果でした。残り2戦はU*TAKA選手のコストが尽きかけ厳しくなりますが、KUREI選手、I6VV選手、NAGACH選手も悪くないプレーを見せています。1位狙いならシルクハットに中堅ストラテジーを使うと思いますが、Bリーグとの絡みもあるのでどのような作戦を取ってくるでしょうか?
ゲームパニックはかなり有利とはいえまだ敗退の可能性があります。1位狙いでラウンドワンの大将戦でストラテジーを投げる可能性が高いと思いますが、念には念をということでレジャーランドに投げるかも知れません。
レジャーランドは数字上では可能性がありますが、かなり厳しいです。ゲームパニックの大将戦でストラテジーでしょうが、最後まで悔いなくプレーできたらと思います。
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