前年は序盤2連勝で勢いにのり準優勝を果たしたレジャーランドと、序盤2連敗で出遅れてしまい苦しい立ち回りを強いられ8位に終わってしまったシルクハット。
精度よりのレジャーランドに高難易度よりのシルクハットはどう挑むのか？
第2試合 レジャーランド VS シルクハット
シルクハットが鉄壁のレジャーランドを撃ち崩し勝利！！！新生シルクハットが去年とは違うところを見せつけました！！！
先鋒戦 G* VS KIDO.
G*選手選曲As You Want
()内は自己ベスト
2480(2474)更新！—2440(2466)
この楽曲はチャージ、トリル、階段、終盤にズレと色々な要素があります。
G*選手は正規、KIDO.選手はランダムを選択。
序盤はKIDO.選手のランダムが外れ、G*選手がリード。
中盤は正規譜面だと綺麗な階段で光らせにくい部分なんですが、G*選手が上手くさばき、さらにリードを広げました。
終盤のズレ地帯も光らせG*選手が本番の正規譜面で自己ベスト更新！！！歴代-1というハイスコアを叩き出し、完勝しました。
KIDO.選手選曲アクマフカ
2297(2299)—2309(2320)
この楽曲はズレとチャージ絡みが難しいです。両者ミラーを選択。
序盤は僅かにG*選手がリード、ズレ地帯でKIDO.選手が追いつくもののすぐにG*選手が再逆転。微妙に光らせにくい同時押し地帯でKIDO.選手が逆転。
後半のスクラッチとズレが混じる難しい譜面をKIDO.選手がほぼ完璧にさばき勝利しました。
KIDO.選手の自己ベストが高すぎですね。この楽曲を相当仕上げていたと思われます。尻上がりに調子を上げ絶好調のG*選手に自選を通しました。
中堅戦 DINASO VS SEIRYU
DINASO選手選曲Regulus→She is my wife
1978(1990)—1985(1996)
ここでSEIRYU選手が出るのは意外でした。同じ中堅戦でBPL2021ではDINASO選手に、BPLS2ではG*選手に2タテされておりあまり良い思い出がなかったハズです。
Regulusは細かい階段が多く一定の間隔ではないのでリズムが難しいです。
ここでシルクハットはストラテジーを選択。選ばれたのはShe is my wife。
この楽曲はトリルとスクラッチ絡みが肝です。ソフランはしますが対策はしやすいです。
DINASO選手がミラー、SEIRYU選手が正規を選択、低速部分が終わったところでDINASO選手がリード。トリルでSEIRYU選手が逆転、その後は両者互角でSEIRYU選手が逃げ切りました。
高難易度に定評があるSEIRYU選手が中難易度でも魅せました！！！
SEIRYU選手選曲DENIM
1734(1758)—1751(1765)
用語の元にもなったデニムと呼ばれる白鍵全押しと黒鍵全押しが交互にくる配置が特徴です。
両者ミラーを選択。SEIRYU選手の地力の高さならスーパーランダムも選択肢とは思いましたが、最後がなかなか安定しないとのことでした。
デニム前までは両者ほぼ光らせ互角。難所のデニムなんですが、DINASO選手は右手と左手で白鍵と黒鍵を交互に取る特殊運指、SEIRYU選手は普段通りの運指で取りにいきDINASO選手が通常運指に戻す際、僅かにこぼしSEIRYU選手がリードを奪いました。
ラストの同時押し縦連打という密度の高い場所でもSEIRYU選手が上手く光らせ勝利しました。
SEIRYU選手の自己ベストがMAX-1？？？というとんでもスコアでしたね。DINASO選手はBPLS2では2タテされたことはなかったので、大きな大きなポイントとなりました。
大将戦 1-PIN VS VELVET
1-PIN選手選曲four pieces of heaven
2358(2414)—2324(2394)
この楽曲は前半のスクラッチが絡む高密度地帯と中盤のソフランがカギとなります。
両者ランダムを選択。序盤はシーソーゲーム、ソフラン前に1-PIN選手が14点リード。その後はジリジリ差を広げ1-PIN選手が勝利しました。
1と3にスクラッチが絡むとても難しい配置でした。
VELVET選手選曲FUTURE is Dead
2256(2264)—2261(2256)更新！
この楽曲はソフランとハネたリズムが特徴です。一部対策が難しいので低速で耐える箇所があります。
両者ランダムを選択。序盤は僅かにVELVET選手がリード、その後1-PIN選手が逆転。ほぼ五分五分で難所に突入、低速で耐える箇所でVELVET選手が一気にリード！！1-PIN選手が立て直し差を詰めますが届かずVELVET選手が自己ベストを更新！！！チームを勝利に導きました。
1-PIN選手は前年2259点を叩き出しPEACE選手にカウンターをした楽曲です。SEIRYU選手のアドバイスもあり、VELVET選手自身も半信半疑だったそうですが、あえて選曲し自己ベスト更新となる2261点を叩き出し細い糸を通しました！！！
まとめ
正規譜面で自己ベストを更新し絶好調のG*選手、前年は2タテされたことがないDINASO選手、PEACE選手を2タテしU*TAKA選手と数点差の勝負をした1-PIN選手と強豪揃いのレジャーランド。
1曲目で大差を付けられながらも2曲目を取り返したKIDO.選手、中堅戦では4連敗中のSEIRYU選手が2タテ、前年は先鋒戦が主体で11ソフランには出場経験がなかったVELVET選手が自選を通し勝利をもぎとりました！！！
シルクハットはとても大きな1勝となりました。元シルクハット所属で解説のEXITさんも思わず感極まった劇的な勝利でした。
レジャーランドは痛い1敗ですが、仕方ないという感じでしょうか？100%の力を発揮しましたがシルクハットが120%の力と戦略がハマりましたね。
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