高い前評判ながらも過去2年は上手く噛み合わず悔しい思いをしたゲームパニック。準優勝、優勝と好成績を挙げ続けているラウンドワン。
どちらかというと精度よりのゲームパニックはU*TAKA選手不在ということもあり、初戦をものにしたいところ。
一方ラウンドワンは全8チームで唯一、ドラフト1順目を温存。とはいえ前年の決勝ではチームメンバー全員がポイントを奪い、チーム力がウリのレジャーランドをチームで破りました。
エース不在のなか新生ラウンドワンはどのような戦いをみせるのか?
第4試合 ゲームパニック VS ラウンドワン
MIKAMO、PEACE両エースが2タテし快勝!!!3度目の正直となるか?
先鋒戦 TAKA.S VS NAGACH
TAKA.S選手選曲Breakin’ Chain
()内は自己ベスト
2323(2331)—2327(2319)更新!
この楽曲はBPMが速く細かいトリルがあるので、テンポに置いていかれないことが重要です。
両者正規を選択。序盤はNAGACH選手がリード、TAKA.S選手も差を詰めますが再度NAGACH選手がリードを奪いブレイクへ。後半も安定したプレーを見せたNAGACH選手が競り勝ちました!!!
新規参戦の初戦、他選曲という力を発揮するのが難しいハズの局面ですが、なんと自己ベストを更新!!!前評判通りの本番力の高さをみせつけました。
NAGACH選手選曲So Punky
2559(0)今作初プレー—2577(2574)更新!
この楽曲は中速でラストのスクラッチが難しいです。TAKA.S選手の事をよく研究している絶妙な楽曲ですね。
両者ランダムを選択。序盤からNAGACH選手が安定したプレーを見せリード、ラストのスクラッチもそつなくまとめ勝利。
またしても自己ベスト更新!!!と鮮烈なデビューを飾りました。
中堅戦 MIKAMO VS I6VV
MIKAMO選手選曲Really Love
1765(1772)—1744(1763)
この楽曲はスクラッチのリズムが一定ではなく目押し力が必要です。また絶妙に遅いので叩き皿の能力も求められます。
両者ミラーを選択。序盤からMIKAMO選手がリード、ジリジリ差を広げる盤石のプレーをみせ完勝!!!BPL2021では2冠に輝いた力を遺憾なく発揮しました。
I6VV選手選曲俺ら東京さ行ぐだ
2008(2008)タイ—1992(2002)
CHP*1E選手も投げた楽曲ですね。同時押し混じりのトリル、中盤のスクラッチ地帯、終盤の減速地帯が特徴です。
CHP*1E選手は九州なので上京というイメージでしたが、I6VV選手は厚木なのでちょっとした遠出ですね(笑)
MIKAMO選手が正規、I6VV選手がRランダムを選択。序盤はMIKAMO選手がリード、中盤はどちらも譲らず終盤でさらに差を広げたMIKAMO選手が勝利しました。
敗れたもののI6VV選手のスコアはCHP*1E選手を上回っており、自己ベストタイを叩き出したMIKAMO選手の仕上がりが素晴らしかったです。
大将戦 PEACE VS KUREI
愛知対決です。BPLS2では対戦がありませんでしたが、BPL2021ではKUREI選手が4連勝しています。
PEACE選手選曲明鏡止水
2831(2856)—2806(2828)
UCCHIE選手も投げた楽曲です。とにかくズレていてスコアが取りにくいです。ポップンからの移植曲で禅ジャズとしてもお馴染みです。
そのせいかTATSU選手、DINASO選手、PEACE選手といったポップンミュージック出身の選手が得意としています。鬼に金棒、ポッパーに明鏡止水です。
両者正規を選択。序盤はKUREI選手がリード、中盤でPEACE選手が逆転、KUREI選手も僅差で追いかけますが終盤で一気に抜け出したPEACE選手が勝利しました。
KUREI選手も大台の2800点にのせ素晴らしかったんですが、PEACE選手が2800点をゆうに超えUCCHIE選手をも上回る圧巻のスコアを叩き出しました。
KUREI選手選曲LIKE A VAMPIRE
2813(2811)更新!—2809(2815)
この楽曲はテンポが速くリズムキープ力が求められます。リズムはわりと一定ですが終盤に2回密度が高くなる箇所があります。
PEACE選手がミラー、KUREI選手がRランダムを選択。序盤はKUREI選手がリード、僅差で競りあうヒリつく展開でしたが、終盤の密度が高くなる箇所でPEACE選手が逆転。
PEACE選手が自己ベストを叩き出し接戦を制しました!!!
まとめ
U*TAKA選手を温存しても強いラウンドワンをきっちり倒し好発進したゲームパニック。
前シーズンではなかなか噛み合わなかったMIKAMO選手、PEACE選手ダブルエースが4タテと最高の滑り出しです。新規参戦のTAKA.S選手もBPLの舞台を初戦で経験できたのは大きいです。
ラウンドワンも力は出しきれた敗戦だと思います。NAGACH選手は自己ベスト2連発という大活躍でしたし、I6VV選手、KUREI選手も普通なら勝てているスコアを叩き出しています。
優勝した前シーズンも黒星スタートなので想定の範囲内といったところでしょうか?
展望
全チーム1試合消化したのでざっくり展望。
まずはBリーグ
高難易度よりのアピナは最高のスタート。
精度よりのスパノバ東北は取りたい一戦をものにし雰囲気◎。
高難易度よりのトラッズはショックな敗戦。
前シーズンではこの難易度帯を担当してなかった中堅RIOO選手が注目でしょうか?
精度よりのGIGOは次節はなにがなんでも取りたいところ。両チームドラフト1順不在でどうなるでしょうか?
続いてWリーグ
どちらかというと精度よりのゲームパニックは好スタート。次節もMIKAMO選手、PEACE選手で全力で勝ちにいくスタイル。
高難易度よりのシルクハットは最高のスタート。未知数な部分が多いLICHT選手は次節に出場するでしょうか?
精度よりのレジャーランドは連敗だけは避けたいところ。全力でくるゲームパニックを止めれるでしょうか?大将戦スクラッチはきつそうですが、G*選手なら何かやってくれそうな期待感もあります。
高難易度よりのラウンドワンは想定の範囲内でしょうが次節は取りたいところですね。
自己ベスト更新ランキング
個人的に興味があるので独自に集計してみます。間違っていたらゴメンなさい。
あえて自己ベストを詰めきらなかったりインフィニタスで練習するということもあるので、あくまでも参考程度でお願いします。
2回
NAGACH選手
1回
G*選手 VELVET選手 8S.選手 PEACE選手 MIKAMO選手(自己ベストタイ1回)
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