面白いカードが揃ったこの対戦。鳴り物入りのエースと急成長を遂げている注目株の先鋒戦、前シーズンでは実現しなかった盟友同士の中堅戦、元チームメイトで手の内を知りつくしている大将戦。
共に大きく生まれ変わったチーム同士。今後にはずみをつけるのはどちらか?
第3試合 タイトーステーショントラッズ VS スーパーノバ東北
スーパーノバ東北が勝利!!!TATSU選手が元チームメイトのRIOO選手を破り好スタートを決めました!!!
先鋒戦 KKM VS TAKWAN
KKM選手選曲RIDE ON THE LIGHT(HI GREAT MIX)レジェンダリア
()内は自己ベスト
1836(1857)—1808(1840)
この楽曲はとにかくトリルが降ってきます。トリルは安定させるのがとても難しく、緊張する初戦でこの選曲は大胆だなと思いました。
両者ミラーを選択。前半はTAKWAN選手がリード、中盤でも差は変わらず終盤でKKM選手が追いつきラストのトリルへ。
ここでTAKWAN選手が大きく崩れてしまいKKM選手が勝利しました!!!
最後のトリルは特に難しく、前シーズンでも抜群の安定感を誇るNIKE.選手が選曲し、最後で崩れ薄氷を踏む結果となりました。
緊張する初戦でラストまできっちりさばいたKKM選手、最後の最後まであのKKM選手の武器曲を追い詰めたTAKWAN選手。
新規参戦の二人が素晴らしくハイレベルな攻防を繰り広げました!!!
TAKWAN選手選曲Infinity Mirror
2321(2324)—2315(2322)
この楽曲はチャージに入る際の速いリズムとチャージを押しながらのトリルが肝となります。
両者ミラーを選択。450コンボぐらいまで両者理論値ペース、TAKWAN選手がコンボを切ってしまいKKM選手が中盤までに5点ほどリード。
チャージ地帯に入りTAKWAN選手が僅かに差を詰めますが、トリル地帯で再度KKM選手が差をつけそのまま逃げ切りました。
KKM選手がTOPスコア賞暫定1位を叩き出しました!!!2300点が大台でTAKWAN選手のスコアも素晴らしく相手が悪かったとしかいいようがありません。
KKM選手が初戦からこの仕上がり、フィールドである難易度12ではどんなスコアを叩き出すのか、今からワクワクしています!!!
中堅戦 8S. VS NIKE.
8S.選手選曲Backyard Stars
2237(2280)—2250(2271)
この楽曲はとにかくズレていて綺麗なリズムのところが少なく、スコアを出すのがとにかく難しいです。
両者ランダムを選択。序盤はシーソーゲーム、僅かに8S.選手がリードしますがNIKE.選手も追いつきます。中盤でも激しいつばぜり合い、順位が目まぐるしく入れ替わります。
高密度の部分でNIKE.選手が一気に抜け出し、そのままリードを保ち逃げ切りました。
前シーズンでもMIKAMO選手から同じ楽曲を投げられましたがカウンター。今回またもカウンターと鉄壁の守備を誇るNIKE.選手です。
NIKE.選手選曲PHOTONGENIC
2317(2315)更新!—2316(2322)
この楽曲は密度が一定なのでリズムキープ力が求められます。要所にトリルも降ってきます。
NIKE.選手はBPL2021の決勝でも選曲しておりMAX-4という異次元のスコアを叩き出し優勝に大きく貢献しました。
8S.選手はランダム、NIKE.選手は正規を選択。出だし僅かに8S.選手がリード、400コンボぐらいまで理論値と素晴らしいプレー。
中盤でNIKE.選手が追いつきますが、トリル混じりの部分で8S.選手リード。
ランダム譜面も当たっているように見えますが最後のトリルが5と6で右手に偏るやや光らせにくい配置。
NIKE.選手が差を詰めてきますが1点しのぎ8S.選手がクロスカウンターに成功!!!自己ベストも更新し勝負強さをみせました。
NIKE.選手の固定オプションで1桁安定という、強力な武器を見事跳ね返し大きなポイントを奪いました!!!
大将戦 RIOO VS TATSU
RIOO選手選曲New Decade IIDX Edition
3021(3063)—3035(3047)
DDRからの移植曲ですね。テンポが速く縦連打絡みとスクラッチの部分が難しいです。24分のとても速いトリルもきます。
RIOO選手がミラー、TATSU選手が正規を選択。序盤は互角でしたが縦連打が絡む箇所でTATSU選手がリード、連打とスクラッチ部分でさらに差を広げました。
後半に入りRIOO選手が徐々に差を詰めますが、序盤のリードを活かしたTATSU選手が勝利しました!!!
RIOO選手は前シーズンでは自選率100%でしたが、元チームメイトであるTATSU選手に初めて破られました。
TATSU選手選曲RUGGED ASHレジェンダリア
2030(2046)—2056(2076)
この楽曲は曲の長さに対してノーツ数が多く密度が高いです。ズレも多く集中力が問われます。
両者正規を選択。序盤からTATSU選手がリード、中盤でさらに差を広げ終盤も上手くさばき完勝しました!!!
RIOO選手は呆然としてましたね。クールな印象があったのであんな姿は初めて見ました。
前シーズンでのトラッズ最終戦、PPJT選手の姿と重なりました。
ですが1-PIN選手しかり、CORIVE選手しかり悔しい想いをした選手は、後々バネにして大活躍を見せています。RIOO選手の逆襲にも期待ですね。
まとめ
精度よりのスーパーノバ東北としてはここは取りたかったと思いますが、TATSU選手の活躍もあり無事勝利。大きなポイントを獲得しました!!!
高難易度よりのトラッズは巻き返せるチャンスはいくらでもありますが、嫌な負け方なのでメンタルが気になりますね。ファーストステージ中に1つは取りたいですね。
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